02.あえて「売上を増やさない」という選択

こんにちは。

合同会社 未来デザイン企画

代表の齋藤です。

 

 

 

本コラムでも、

過去の個別相談やセミナーで寄せられた、

ちょっとした疑問や売上や成果を生み出すポイントを・・・。

 

 

 

フォローさせていただきます。

 

 

 

ノウハウと事例も公開する予定ですので、

毎回のコラムをお読みいただければ・・・。

 

 

いつの間にかご自身の売上を増やす方法や、

クライアントに成果を出すための、

新しい着眼点を発見できているはずです。

 

 

 

ぜひ、メールマガジン本編と合わせて、

こちらのフォローコラムを補足テキストとして、

ご参照いただけますと幸いです。

 

 

「既存のモノの見方」が変わるような、

「思考」や「行動」の新しい着眼点を発見できるはずです。

 

 

 

それでは本編に入っていきます。

 

 

 

さてさて、

前回のコラムでひたすら、

これからどうしたいのか?

 

 

※前回のコラムはこちら

01.売上アップのカギは「これまで」でも「いま」でもなく・・・

 

 

未来を言語化する事の大切さについて、

お伝えしましたが、

なぜあれほどしつこくお伝えしたのか?

 

 

 

今回のコラムでは、

その点をもう少し補足していきます。

 

 

前回のコラムでは、

ビジネスで今以上の売上や成果を創るためには、

未来を言語化する事が大切だとお伝えしました。

 

 

しかし、

なぜそれが大切なのか?

まだ腑に落ちていない方も多いのではないでしょうか。

 

 

そこで、

ご自身のビジネスの未来を言語化する重要性について、

今一度考えていただくために一つの例え話をします。

 

 

 

ある専門的な知識やノウハウを教える、

人材教育会社の社長を、

 

コンサルティングさせていただいた時のお話です。

 

 

社員は数十名、年商規模も数億円規模と、

文字だけで表現すると、

ビジネス的にはうまくいっていそうな社長です。

 

 

しかし、

多くの他の会社の社長と同じく、

この会社の社長にも悩みはありました。

 

 

 

それは、

今の仕事にワクワクできない事。

つまり仕事をしていても面白くないのです。

 

 

 

お客様や自社の社員と話をしていても・・・。

新しい商品やサービスの内容を考えていても・・・。

社内の仕組みやシステムが整ってきても・・・。

 

 

なんだかモヤモヤする。

時には言葉にできないモヤモヤに、

イライラを社員にぶつけてしまう事もしばしばあるようです。

 

 

この状態が1年ほど続いており、

会社を誰かに譲って、

新しいビジネスをスタートする事を本気で検討している。

 

 

 

そんな状態で、

知人の経営者からご縁をいただき、

お話をさせていただく事になりました。

 

 

 

そして、

社長と2時間ほど雑談を交えて、

お話をさせていただくと・・・。

 

 

 

“この問題の解決策”がなんとなく見えてきました。

 

 

 

そもそもこのフワッとした問題の原因とは、

なんだったのか?

 

 

あなたは分かりますか?

言葉にしてみると、

本当に“シンプルな事”がこの社長の心を蝕んでいました。

 

 

それでは、

問題の解決策とは何なのか?

 

 

 

それは、

自分が考えている理想の未来を、

お客様や社員にきちんと言語化して伝える事。

 

 

 

つまり、

ご自身が想うビジョンやミッションを、

きちんと言葉にして伝えていない事が・・・。

 

 

心のモヤモヤの原因だったのです。

 

 

 

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・自分のいる業界を、こんな風に変えていきたい!

・そして、自分が創った会社から、こんな価値を日本中に届けていきたい!

・ゆくゆくは、自分と同じような考えを持つ会社同士でコミュニティを創りたい!

 

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こんな未来を形にしたいという想いが、

この社長にはずっとあったそうです。

 

 

しかし、

同じ業界内の経営者仲間や、

自社の社員、雇っているコンサルタントから・・・。

 

 

 

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・そんな夢みたいな話よりも、まずは儲けを出したら?

・直近の売上に繋がりやすい商品をもっと売りましょう!

・さらに集客したいならこういうテーマでセミナーをやりませんか?

 

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こんな風にして、

自分のビジョンやミッションを否定されるような出来事が幾つかあり、

それをきっかけにしてビジネスがつまらなくなったとの事でした。

 

 

つまり、

自分が実現したい未来を否定されたがために、

売上や成果が出ても素直に喜べなかったわけです。

 

 

短期的な売上アップは実現できても、

長期的な自分の目的の実現からはどんどん遠ざかっていく。

 

 

この社長は正にこんな状態でした。

 

 

このような状況に、

違和感やストレスを感じている社長は、

少なくないと思うのです。

 

 

 

この例え話の中に出てきた社長とは、

現在もコンサルティングとプロモーションのお手伝いをさせていただき、

社長のビジョンやミッションが盛り込まれた商品を作成中です。

 

 

販売はこれからですが、

社長や社員の生き生きと働く姿を見ていると、

お客様からの反応はそう悪くないんじゃないかなと考えています。

 

 

さて、

例え話はいかがだったでしょうか?

 

 

言葉にしてみると、

なんだそんな事かと思う方も多いかもしれません。

 

 

しかし、

この例え話に出てきた社長の事を、

決して他人事とは思えない方も多いのではないでしょうか?

 

 

「これ、私も経験あるわ」

「あれ、自分の今の状況と似てるな、この社長・・・」

 

 

 

こんな風に思った方も多いかもしれません。

 

 

 

もちろんビジネスを続ける以上、

直近の売上を創る事は大切です。

 

 

ガソリンがない状態で車を走らせろ!

と言うのは土台無理な話です。

 

 

理想論だけでは、

飯が食えないのもよく分かっています。

 

 

 

しかし、

永遠と自分が本来やりたくない事を売上のために・・・と続けていくのは、

会社の将来を考えた時に危険な行為かもしれません。

 

 

起業を決意して会社を設立したからには、

経営者の多くは自分の名義で、

何か新しい価値を生み出したい人達でしょう。

 

 

本来やりたい事をやるために、

起業をしたはずなのに、

いつの間にかやりたくない事をやり続けていた。

 

 

こんな風に言語化されたら、

ちょっと悲しいとは思いませんか?

 

 

でも、

このようなジレンマに陥っている経営者は、

そう少なくないと思います。

 

 

どうせなら、

自分の本当のやりたい事をやって、

日本や世界に価値のある事を残して・・・。

 

 

 

経営者としての人生を全うしたいですよね?

 

 

 

あえて売上を増やす施策に取り組むのではなく、

よりご自身の根本的な部分を見直すという選択を取ってみると、

一気にビジネスが飛躍するかもしれません。

 

 

 

3年、5年、10年先、

長期的な視点で考えた時、

あえて「売上を増やさない」という選択が正しいというケースもあると思うのです。

 

 

 

おっと少しコラムが長くなってしまいました。

続きは次回のコラムで。

 

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それでは引き続き、

弊社をよろしくお願い致します。