殺伐とした世界で、ロマンを語る

殺伐とした世界で、ロマンを語る

こんにちは。

ビジネスデザイナーの齋藤です。

 

先日、大阪に出張した際、万博記念公園に行ってきました^^

(太陽の塔という、岡本太郎の作品がある公園です)

 

濃密な世界観にただただ圧倒。

岡本太郎の事をよく知らない人も一見の価値ありです。

(実は僕もよく知らないです笑)

 

で、公園の見学後、こう思いました。

 

人を動かし、お金を動かすのは「やり方や専門性」以上に・・・。

やはり、「あり方や可能性」だなと。

 

ビジネスの文脈で、この公園を語るならば・・・。

公園に来ている人は、岡本太郎という人間の価値観にお金を払っているわけです。

 

つまり、損か得か、という文脈を大きく超えた所で、お金を払っている。

これって、ベネフィットとか、特典とか、割引とか・・・。

ビジネスの当たり前の文脈で考えると、信じられない事ですよね笑

 

そもそも芸術じゃん、ビジネスとは違うじゃんと思う人もいるかもしれません。

でも、こういうお金の使い方、使われ方って・・・。

ビジネスでも参考にすべきだと思うんですよね。

 

例えば、起業家のメッカ、シリコンバレーで一番価値があるのは・・・。

お金でも実績でも経験でもなく、ビジネスの原石となるアイデアです。

 

アイデアとは、つまり、その人のあり方の結晶。

 

こういう姿勢で私は生きている、こういう姿勢で世界と関わっていく。

そんな思いをカタチにしたのがアイデアだとすれば・・・。

投資家たちは、そのアイデアに可能性を見出し、夢を見て、莫大な資金を投資する。

 

ビジネスと言えば、弱肉強食の殺伐とした世界をイメージしがちですが・・・。

ここだけ切り取ると何だかロマンのある話だと思いませんか?笑

 

「あり方や可能性」を発信して、人を動かし、お金を動かす。

 

決して簡単な事ではありませんが、「やり方や専門性」を磨くのと並行して・・・。

取り組む価値は十分にあるはず。