こんにちは。
ビジネスデザイナーの齋藤です。
「自分のビジネスを見直したいけど、どこを見直せば良いかな?」
withコロナ時代と呼ばれる現代において、こんな風に考えている方も多いかもしれません。
そこで、2020年度にたくさんのクライアントとお話をする中で・・・。
いくつか共通の話題が出てきたので、withコロナ時代にビジネスを見直すポイントをざっくりとまとめてみました。
よろしければ、参考にしてみてください。
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■長期視点と短期視点
withコロナ時代を通して大切にしたいのが、長期視点と短期視点の2つの視点を持つ事かなと。
2つの視点をうまく盛り込みながら、毎月のアクションプランを練られたらベストです。
例えば・・・。
長期視点→withコロナ時代を利用して、自社のブランディングやポジションを変える
短期視点→すぐにできる施策に取り組んで、売上や成果を創る
これらを並行して取り組むイメージです。
「今の肩書きに不満があるのですが、このまま売上を創り続けるべきですか?」
「売上を創りたいと思うんですが、商品の方向性が固まってなくて・・・どうしましょう?」
コンサルティングやプロモーションの際、お話を聞いていると・・・。
こんな内容の相談がチラホラありましたが、どっちも並行してやった方が良いなと。
新しい肩書きを考えつつ、今の肩書きで売上も創るみたいな。
で、2021年度には、新しい肩書きでビジネスをスタートすると。
長期視点と短期視点どちらが大事?という話ではなく、どちらも大事だよねという話です。
短期視点で売上や成果を創りつつ、長期視点で実現する未来像を調整していく。
こんなイメージができたらベストですね。
■どんな未来を実現したいのか?
詰まる所、戦略も戦術も未来からの逆算になります。
言い換えると、未来像がふわっとしていると、全てふわっとします笑
「withコロナ時代に、どんな未来を形にしたかったのか?」
「どんな人と、どんなビジネスで、どんな世界を創っていきたいのか?」
「将来的にどれぐらいの収入を得て、どんなライフスタイルを実現したいのか?」
コンサルティングやプロモーションの初回にはよく取り組むのですが、まだこれらの内容を言語化しきれていない方は・・・。
このタイミングで、がんばって言語化しておくと、良いかなと。
具体的な戦略や戦術を身に付けた際、イメージが湧きやすくなります。
「思考は現実化する」や「7つの習慣」、「成功の9ステップ」など・・・。
名著と呼ばれる、自己啓発書をこの機会に読み直してみても良いかもしれません。
書籍内のワークやトレーニングは、ちゃんとやると結構やり応えがあります笑
■コロナウイルスに例えると・・・
目的や方向性がふわっとしている方は、考えるきっかけとして・・・。
・コロナウイルスを境に変わった事とは?
・コロナウイルスが流行して、もたらされた御社のビジネスメリットとは?
・コロナウイルスのおかげで気づいた大切な事とは?
こんな風に、「コロナウイルス」というキーワードを利用して・・・。
考えをスタートしてみると、スルスルと筆が進むかもしれません。
・コロナウイルスが流行して、もたらされた御社のビジネスメリットとは?
→コロナウイルスを境に、自社の事を本当に大切にしてくれるお客様が分かった
→そのお客様をメインターゲットに据えて、講座で学んだ内容で商品を創り変えよう
→商品リニューアルを目的にして、売上や成果の基準値を決めていこう
例えば、上記のような思考の流れです。
目的や方向性について、ゼロから考えてみて、と言われてもパッと出てきません。
ただ、何かしら、例えがあると、案外ツルッと出てくるモノです。
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以上です。
クライアントとのお話で、よく出てきた内容に絞ってまとめてみました。
「そもそも論」や「抽象度の高い話」に聞こえるかもしれません。
ただ、売上や成果など、目に見える結果ががんばっているのに出ない場合・・・。
上記に挙げたようなスタート地点の考え方に問題があるケースが多いです。
以上の点を踏まえて、もう一度講義の振り返りをしてみると・・・。
目的達成のスピード感を早めるような、新しい情報が入ってくるかもしれません。