こんにちは。
ビジネスデザイナーの齋藤です。
※あるビジネスコミュニティで発表した、『金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント』という書籍を読んだ際のレビュー原稿を掲載します。
■本を読んでの感想や気付き
過去や現在だけでなく、未来について考える時間を定期的に持て!
というメッセージを受け取った。
アメリカとの戦争の敗戦後、日本人は目の前の現状をどうにかしなきゃ!
という強い思いを持って、日本を瞬く間に復興させる事を成功させた。
しかし、その反動か、幕末を生きた志士たちのように・・・。
「これからの日本」を考える人々は、年々日本には少なくなっているように感じる。
これらの現状をどうした方が良いか?
私たち若い世代が考える必要のあるテーマである。
■著者の言いたかったこと、主張は何だったか
自分を取り囲む、前提やルールについて、疑問を掲げ・・・。
未来について思いを馳せる事。
具体的には、自分の外に基準を求めるのではなく、自分の内に基準を創る。
(例)
世の中がこうだから、ではなく、自分がこうしたいから、これをやるというように。
そのためには、世の中の構造や仕組みについて、学びを深める必要がある。
その一歩がファイナンシャルインテリジェンスと説かれているのかなと。
■今後日本を良い国に導く為の自分の行動に対し、課題図書がどのように生かせるか
恐怖やリスクについて認識を改め、自分を前進させる一歩として活用する。
例えば、コロナウイルスは、社会の枠組みそのものを変えてしまった・・・。
ネガティブな文脈で語られる事が多い。
しかし、コロナウイルスをきっかけに、これからの自分の人生を本気で考え直す。
という経験は、ネガティブな側面だけでなく、ポジティブな側面も持ったはず。
何が起こったかではなく、起こった事にどんな意味を持たせるかが大事。
本書でもこんな一文があったが、これから起こるであろう、恐怖やリスクについて・・・。
今までとは違う意味付けをする事で、自分や社会にプラスに働かせていく。
■主催者が、なぜこの課題図書を選んだのか
日本や世界を主語にして、物事を考え、発言する人たちを増やすため。
なぜなら、そういった人たちが、今後の日本を引っ張っていくリーダーとなる。
より大きな視点で物事を見ていくには、変化を当たり前と捉える必要がある。
そのためには、日常の常識や当たり前の基準値を上げていくのが最初の一歩になる。
ルーチンワークを積み重ねる事だけでなく、定期的に変化を起こす事も常とするため。
そのためのはじめの一歩となる、きっかけをくださったのだと思う。
■主催者へ当日質問したい点
今後、日本を背負っていく10代、20代にどんな教育が必要だと思われるか?
個人的には、損して得取れの精神を説き、長期的な視点で人生を生きる目的や・・・。
自分の命の使い方について考える時間をよりたくさん設けるべきかなと。
道徳的な授業を増やし、起業家や企業経営者とやり取りする時間を増やす。
理想は、明治維新の時の日本のような勢いや熱量を取り戻す事である。