「正解はない」からがスタート

こんにちは。

ビジネスデザイナーの齋藤です。

 

先日、ある協会のコピーライティング講座でセミナーの講師として登壇させていただきました。

 

受講生とのやりとりを通して改めて強く思ったのは・・・。

講師は「正解と別解」の両方の可能性について伝える必要があるという事です。

(これは講師だけでなく、先行く者の心構えと言っても良 いかもしれません)

 

戦後の日本教育の内容からして、物事には必ず正解がある。

 

そう思い込んで、思考や行動をしている方は多いと思いますが・・・。

そこがそもそもの間違い、という事をまず伝える必要があるなぁと。

 

社会に出ると、体感的に分かりますが物事に絶対的な正解はありません。

あるのは、その場その場での“正解らしきモノ”だけ。

 

ただ、その事に気付かずに、正解を探し続けている人が、一定数いるなと。

 

なので、「正解はない」という、そもそもの所からスタートしなければ・・・。

「正解を探し続ける」という、終わりのない旅に出てしまう方がチラホラ出てしまいます笑

 

時として、世の中で「正解」と呼ばれているモノではなく・・・。

そこから外れた「別解」を導く必要が出てきます。

 

でも、そんな状況こそ、世界の本当の姿であり、真実であるという事を・・・。

講師として、受講生に伝えていく必要があるなと。

 

「例外」の肯定と言うと、ちょっとかっこつけ過ぎかもしれませんが笑

 

今、時代は大きな転換期を迎えています。

「正解を探し続ける生き方」を選んでしまうと、本当に大切な事が分からなくなり・・・。

「正解を創り続ける生き方」を選んでみると、本当に大切な事が見えてくる。

 

どちらの生き方を選ぶかで、今後の未来が大きく変わってくるはずです。

 

コロナウイルスをきっかけに、新しい考え方を磨いていくのか?

古い考え方にしがみついて、自分の人生を台無しにするのか?

 

正に、大きな決断を迫られているように思います。

 

後進を導く者として、先日のセミナーは、この点に気付かされました。

当たり前の事っちゃ当たり前なんですが、ちょっとドキッとしたのでシェアでした^^