こんにちは。
ビジネスデザイナーの齋藤です。
つい先日、緊急事態宣言が解除され、久しぶりの美術館。
著名なデザイナーたちの思考プロセスが、惜しげもなく公開されていたのだけれど、
そのプロセスは緻密そのもの、地味と言っても良いかもしれない。
デザインという仕事は、奇抜さやカラフルさにどうしても注目される事が多いけれど・・・。
歴史に残るようなデザインは、これらの点を重要視して造られたわけじゃないなと。
デザインという行動を通して、誰に、どんな思考を伝えたいのか?
この前提があった上での、奇抜さやカラフルさ。
見込客への営業ツール、社内のプレゼン資料。
今後、オンライン化が進むに辺り、ちょっとしたツールや資料にもデザインは必須。
対面でのやり取りであれば、口頭や仕草などを含めた説明でなんとなく伝わった。
でも、オンラインだと、“なんとなく”だけじゃ伝わらない状況になっていきますな。
たくさん会って関係性を築くのが難しいから、一回辺りの“表現の質の向上”がカギ。
コミュニケーションのためのデザインの重要性が、一般層にも重要になってくる。
「言葉で伝える力」だけでなく「視覚で伝える力」も一般教養化していきそう。
今まで以上に、デザインスキル=ビジネス戦闘力の基準の一つになるかなと。
これからは「俺はデザイナーじゃないから」は、言いづらい時代になってくなぁ笑