こんにちは。
ビジネスデザイナーの齋藤です。
「コロナウイルスが、御社にもたらしてくれたメリットは何ですか?」
ここ最近、お客様とお話をする際、必ず尋ねている、問いかけがこれ。
返って来る回答はおおよそ“歯切れの悪い答え”笑。
しかし、めげる事なく、しつこく質問を重ねていくと・・・。
「そういえば、自分のビジネスにとって、大切なお客様が分かりましたね」
「自分たちの会社に求められているニーズが、明確になりました」
絞り出すように、こんな素晴らしい答えが出てくる、出てくる。
ネガティブな出来事さえ、少し見方を変えると、未来に前進するための材料になる。
ブラックマンデー、バブル崩壊、リーマンショック。
ペスト、スペイン風邪、エイズ。
長い、長い、人類の歴史を振り返ってみると、コロナウイルスのような・・・。
社会構造が崩壊するような大事件は、歴史の節目節目で起きている。
そして、失業や賃金低下、株の売り買いなどが起こり、世界は二極化の一途を辿る。
ウン十年、ウン百年という、マクロな視点で、歴史を読み解くと、
今回と同じような状況は、既に過去に人類が経験した事のあるシナリオとも言える。
歴史は繰り返される・・・。
このような前提を踏まえて、ポストコロナと言われる今、我々は何をすべきだろうか。
「人間はどうせ死ぬものである」
どうせ死ぬと分かっているならば、その命を何に使うのか?
ポストコロナの幕開けである今、我々がすべき事はこの命題の追求ではないでしょうか。
つまり、人生の生きる目的を見つけ、その役割を全うする事をスタートする、という事。
普通に生活をしていると、このような視点で、人生を俯瞰して考える事はないでしょう。
しかし、生死を考えるような事件が起きると、いつもとは違った視点で物事を考える。
こう考えると、コロナウイルスも、宇宙からの素敵な贈り物とは考えられないでしょうか。
緊急事態宣言の解除が行われた今、
「必要な変化」を受け入れないでポストコロナの新しい時代の中で埋もれていくのか?
それとも、「必要な変化」を引き起こしながら、アフターコロナの新しい時代の中で、
しなやかに生き残っていくのか?
今、我々、人類は大きな選択と決断を試されているように思う。
あなたは、どちらを選び、生きていきますか?