起業家が解決しなければいけない本当の課題とは|インタビューシリーズvol.5

こんにちは!未来デザイン企画事務局です。

先月から始まった弊社代表の齋藤に事務局スタッフが

インタビューするインタビューシリーズはいかがでしたでしょうか?

前回のシリーズvol.1はこちら↓
売上アップに欠かせない!?ビジネスプランニングスキルとは|インタビューシリーズvol.1
https://mirai-design-kikaku.co.jp/skills-to-increase-sales

前回はビジネスプランニングに関することを中心に話を伺ってきました。

今回のシリーズは「あなたのお客さまがワクワクできる企画の創り方とは?」を大きなテーマとして

全4回に分けてシリーズとしてお届けしたいと思います。

今日はシリーズ初回として「起業家が解決しなければいけない本当の課題とは」をテーマにお伝えします!

■こんなことを書いています

・そもそも自分の商品が面白いと思っている人は少ない
・実は「本当の悩み」は「売上」ではなかった
・事業の段階によって「こうしたい」という理想が違う
・おわりに

ぜひ最後までお読みください!

 

そもそも自分の商品に自信がある人は少ない

未来デザイン企画事務局スタッフ(以下、スタッフ):ではまず、お客さまはどんなことにワクワクするのでしょうか?具体的に何かありますか?

 

齋藤 隆行(敬称略 以下、齋藤):前提として、自分の商品やサービスが面白いと思っている人って案外少ないんですよ。

自分では面白くないと思ってしまっている人の方が多いような印象です。

 

スタッフ:えっ、そうなんですか?

 

齋藤:自分で自分のことを”すごい”みたいにいうのが恥ずかしいのかなという気もしますが。笑

コンサルティングをしていると、実績の有無関係なく自分の商品を

「こんなに面白いんだぜ!」みたいに言える人は少ないと思うんですよね。

なのでわりとその話から入ることが多いんです。「いやいや私の商品なんて」って。

で、「いやいや、マジですか?」ってなるんですが。笑

そこで質問を重ねていくとだんだん見えてきて、こういう言い方もできそうですねとか、

こういう商品もできそうですねとか、こう言い換えると〇〇さんのお客さんに響きそうですねとか

こちらから提案すると、相手の表情が変わってきて、

確かに良いですね!とワクワクしてくる、みたいな感じです。

 

だからお客さまに共通して言えるのは、皆さんご自身の商品サービスのことを

「そんなでもないです」って口ではおっしゃるんですが、

本当はもっと広めていけたらきっとすごい価値提供になりそうと思っていらっしゃるんだと思うんですよね。

ただ単純に商品力に自信がないわけではなくて、

広めていくための具体的な方法論がわかっていないだけなのかな、と。

そこで僕と話をしていく中で、具体的な方法論の入り口くらいが見えてくると、

これからの可能性を感じましたとか、今後のコンサルティングが楽しみになりましたとか、

そんなふうにおっしゃっていただけるのかなと思います。

 

実は「本当の悩み」は「売上」ではなかった

スタッフ:今のお話を聞いた感じだと、相談に来られるお客さんは売上を上げたいという思いはあるんだと思いますが、

何をどうしたら良いのかわからない、みたいな感じで最初は漠然とした悩みを抱えているような感じなのでしょうか。

例えば、「商品力に自信が持てない」とか「どうやって広めたら良いかわからない」とか

悩みが具体的に顕在化しているわけではないのかな、と思ったのですが…。

 

齋藤:それで言うと、「売上を上げたい」という悩みはあるんですが、

そこが一番じゃない人が多いんですよね。

売上は上げたい、集客は増やしたい、けど自分が納得がいく見せ方や伝え方でやりたいんですよ。

自分1人だとどうしても面白い内容にならなかったり自分の中で納得のいく内容にならないから、

第三者の専門家の意見を聞いてそれを形にしていきたいというところがあります。

だから、なんでも良いから売上を上げたいわけではないんですよね。

それだったら結構楽なんですけどね。笑

 

ご自身の中で、こうしたい、ああしたいという理想はあって、

でも自分1人では言語化できない、形にできないから僕のところに来てくれるのかなと思っています。

 

スタッフ:なるほど。自分の中で納得がいくやり方でやっていく、というのが重要なんですね。

 

齋藤:そうなんですよ。単純に売上を上げれば良いのではなく、

そこが本当の悩みであり課題になっているところなんだと思います。

自分の中で理想とするところがあって、それを実践しながら売上を上げていきたいという人が多いです。

なんでも良いわけではないんですよね。

 

事業の段階によって「こうしたい」という理想が違う

スタッフ:お客様の中にある「こうしたい」という理想についてなんですが、

それは具体的に言うと事業者側が「お客さんにこうしてあげたい」という思いでお客さんの方に軸を置いているのか、

事業者として「自分はこうありたい」という自分軸なのかで言ったら、

どちらが多いでしょうか?

 

齋藤:それは、事業のステージによって変わってくるところがあるように思います。

わりとゼロ→イチに近い方は自分軸の方が多いので、

お客様の視点に立って物事を考えないと難しい場合があるんですが、そういう場合は

「〇〇さんがおっしゃることもわかるので、このくらいでバランス取ったら良いんじゃないですか」

みたいな提案をすることが多い気がします。

一方で、ビジネスをある程度やっていて、集客ができて売上が立ってくると、

逆にお客様の方に軸が偏りすぎちゃうことがあるんですよ。

「お客さんが望むのはこうなんだけど、自分はもうそれ実はやりたくない」みたいな。

ただ、お客さんから求められていることは提供してあげたいから、どんな着地が良いですかね、みたいなご相談が多いです。

ビジネスがどの段階の方でも、そうやって折り合いをつけるというか企画を考える段階でバランスを取ることが多いんです。

なかなか自分でそういったところのバランスを取るのって難しいんですよね。

 

頭ではなんとなくわかっていることだとは思うんですが、

じゃあ実際具体的にどうしたら良いの?ってところが自分で自分のことを考えるのって難しいですからね。

だからこそ、僕の仕事ってクライアントさんが商品提供をしていく中で

本当にやりたいこととその人のお客さんが望むことのすり合わせというか、

どういうところに着地したら良いのかをいろんな可能性を考えてバランスを取るような感じになるんですよ。

そこで、良いところに着地できそうな可能性が見えてくると、ワクワクしだす方が多いです。

 

スタッフ:なるほど、確かにそこは大事なところですね。

ありがとうございました!

 

おわりに

前回のインタビューシリーズの中でも、自分で思っている課題と解決方法にズレがあることが多いというのをお聞きしましたよね。

こちらの記事を参照↓
ビジネスがうまくいかない人必見!問題解決のアプローチ|インタビューシリーズvol.4
https://mirai-design-kikaku.co.jp/problem-solving-approach

自分の本当の課題を見つけることは、重要なことではありますがとても難しいと思います。

弊社はそんな方々のお役に立ちたいというしっかりした信念を持った人が集まっています。

今回のお話を聞く中で、私たちスタッフも皆さんのお役に立ちたいという強い気持ちを再確認できました。

次回以降も内容盛りだくさんでお届けします。

次回2回目は「ビジネスは、学べば学ぶほどうまくいかなくなる!?」についてお届けしますので、お楽しみに!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

 

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