こんにちは!未来デザイン企画事務局です。
前回からまた新たなテーマで弊社代表の齋藤にインタビューしたシリーズが始まっております!
シリーズ初回の前回は、「起業家が解決しなければいけない本当の課題とは」というテーマでお届けしました。
前回記事はこちら↓↓↓
https://mirai-design-kikaku.co.jp/real-problem-to-solve
今日は、「ビジネスは、学べば学ぶほどうまくいかなくなる!?」をテーマにお伝えしていこうと思います!
■こんなことを書いています
・ビジネスを学ぶ人ほど考えが偏ってしまうことがある
・「売れる」と「ワクワク」の両方を叶える企画とは
・おわりに
どうぞ最後までお楽しみください!
ビジネスを学ぶ人ほど考えが偏ってしまうことがある
未来デザイン企画事務局スタッフ(以下、スタッフ):前回伺った内容のなかで意外だったのが、個人事業主の方は自分がやりたいことをやって稼いでいるようなイメージだったので
自分の商品やサービスを提供すること自体はわりとワクワクするというか
そこに喜びを感じている方が多いのかなと思ったのですが、
案外やりたいことと求められることのバランスが取れなくなってしまう方が多いんですね。
齋藤 隆行(敬称略 以下、齋藤):皆さん、ビジネスのことを非常に勉強されているんですよね。
僕のところに来てくれる方って学習意欲が高い方が多いんですが、
勉強のしすぎで自分の中でどこがちょうど良い着地点なのかわからなくなってしまっている方も少なくないんです。
自分は本当はこうしたいんだけど、世の中の常識やビジネスの定石では別のやり方、みたいなのがあると
自分1人ではどう折り合いをつければ良いのかわからなくなるんですよね。
例えばマーケティングを学ぶと
「プロダクトアウトはダメ、マーケットインになりなさい」みたいなことは
よく言われていることですが、そこに囚われすぎてしまったりだとか。
世の中の常識と自分の中での答えみたいなものがズレてしまうと、
自分1人ではどうしようもない、みたいな感じになることが多いです。
これは、ビジネスの段階がゼロ→イチでも、ビジネスをやってきている経営者でも、
部下が何人もいる上司的な立場の人でも、ビジネスのどの段階においてもそうなってしまう人は多いように思います。
そうやって迷路に迷い込んでしまうと、自分でビジネスをやっていて
面白くないとかワクワクしないとか、そうなってしまう方も結構いらっしゃるんですよ。
皆さん、本当に勉強熱心で、いろんな塾とか本とかセミナーとかで勉強されている方が多いんですが、
例えば以前入っていた塾でこういう商品作ったらというアドバイスを受けて素直に商品を作って
集客も売上もある程度の規模まで行ったけど、それがやりたくないってなってしまう人もいて。
売れてはいるけど満足していない、という状態に陥っている人結構いるように思います。
こうしなきゃいけない、ああしなきゃいけないみたいなところに縛られてしまって
自分の中から出てくる企画がそこがスタートになってしまっているので、何をやっても面白くないみたいになってしまっている方もいます。
そういう方に対しては業界の常識はこうかもしれないけど話を聞いた感じだと
こんな可能性もあるじゃないかと提案すると
「それは考えたことなかったですね!」と表情が変わる方が多いです。
自分自身ではその業界にいて仕事をしていて業界の常識みたいなものもわかっているという感覚なんでしょうけど、
僕はその業界は素人で初めてだったりすると何もわからないので、
そもそも考えるスタートが「こうしなきゃいけない」という業界の常識スタートではないんですよね。
だからこそ、いつでも新人の気持ちで相手の話を聞くって大事だなと思います。
※「未来を劇的に変えるたった1つの習慣|インタビューシリーズvol.3」にも書かれています。
https://mirai-design-kikaku.co.jp/change-habits
「売れる」と「ワクワク」の両方を叶える企画とは
スタッフ:売上を上げるのとワクワクするような企画を作るのは、共存できるのでしょうか?
齋藤:確かに、「売れる」と「ワクワク」するような企画は難しいとは思いますが、
どっちかに偏るのではなくてイメージとしては「それの全部をとる」という感じです。
売上もあげて、かつワクワクするような。
例えば、ビジネスを考えるときに僕は3つの軸で考えています。これはいろんな人が言っていることですが、
1)自分軸
2)他人軸
3)社会軸
この3つです。この3つの軸を全て満たすような商品や企画になったら、
素敵だなと思うし相手のお客さんにもワクワクしてもらえるんですよ。
ただ、僕のところに相談に来られた時って、軸がどこかに偏ってしまっていることがほとんどなんです。
例えば、自分軸に偏りすぎちゃっていて、
残り2軸が見えないからお客様から見たら魅力的に見えない、とか
他人軸や社会軸に偏ってしまって自分に軸がないから売上にはなっているけど自分自身はやっていて楽しくないとか。
そこのバランスを調整して、3軸全部が満たせるような企画に着地すると、みんなワクワクします。
だから、そこをゴールにして企画を提案することが多いです。
スタッフ:なるほど。自分軸は自分自身、他人軸はお客様などの第三者のことだと思いますが、
社会軸というのはどういうものでしょうか?
齋藤:ちょっと抽象的な感じなんですが、自分と相手以外に主語になるものってありますよね。
世の中とか国とか地域とか。そういうところです。
例えば僕の場合で言うと、「未来の可能性を言語化・可視化して新しい繋がりを生み出す」というのは僕とクライアントの話ですが、
「日本経済に新しい価値を創造する」と言うのは社会軸の話ですよね。
ここまで入っていると応援してもらいやすくなります。
社会軸は入れにくい場合もありますが、可能であれば社会に対しての素敵な影響があるかも盛り込んで
商品や企画を形にしていくことが多いですね。
スタッフ:それは、例えば頑張って働いている姿を見せることで周りや地域の人が元気をもらえる人が出てくるみたいな、小さなことでも良いのでしょうか?
大きな社会貢献や大きな影響力って、なかなか難しいと思うのですが。
齋藤:そうですね。自分と目の前の人の、その先というところを何かに例えて言語化していくような感じです。
スタッフ:確かに、自分と目の前の人のことってわりと考えやすいですが、
その先のことを考えるって自分1人では難しいように思います。
でも、そこを考えられるようになったら、ビジネスが面白くなっていきそうだなと思いました!
ありがとうございました!
おわりに
ビジネスで成功したい、うまくやりたいと思って勉強をすると
かえってそれが自分自身を縛ってしまってうまくいかなくなることがあると知り、なるほどなと思いました。
何にも縛られずに自由に柔軟に考えられるようになると可能性が広がるとわかってはいても、
知らず識らずのうちに考えが偏ったり縛られたりしてしまうものなんですよね。
そういうときは、自分で気をつけるにも限界があるので、
専門家の知恵を借りるのをオススメします!
次回3回目は「9割以上の人が気づいていない”ワクワク”の弊害」についてお届けしますので、お楽しみに!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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