こんにちは!未来デザイン企画事務局です。
「あなたのお客さまがワクワクできる企画の創り方とは?」を大きなテーマに全4回で弊社代表斎藤へのインタビュー記事をお届けてしております。
前回は、「ビジネスは、学べば学ぶほどうまくいかなくなる?!」というところをお聞きしましたが今回はその続きです。
「9割以上の人が気づいていない”ワクワク”の弊害」についてお伝えしていこうと思います!
■こんなことを書いています
・3つの軸を満たせる企画はどのようにして作ったら良いのか?
・実はワクワクしない方が売上が上がる!?
・物事には必ず「メリット」があれば「デメリット」も存在する
・おわりに
今回も内容盛りだくさんでお届けします!
3つの軸を満たせる企画はどのようにして作ったら良いのか?
未来デザイン企画事務局スタッフ(以下、スタッフ):前回の記事で
1)自分軸
2)他人軸
3)社会軸
この3つの軸を教えていただきました。
そして、この3つの軸の全てを満たすような企画を作るようにするとのことでしたが、
齋藤さんはどのようにして企画を作っているのでしょうか?
前回記事↓↓↓
ビジネスは、学べば学ぶほどうまくいかなくなる!?|インタビューシリーズvol.6
https://mirai-design-kikaku.co.jp/why-businesses-fail
齋藤 隆行(敬称略 以下、齋藤):お話しさせていただいている方がおっしゃる、
「うちの業界ではこれが普通なんだよ」と言われたことから外れていることや
その逆みたいなところを言語化できないかなというのをよく考えますね。
例えば、今日だったらテーマが「ワクワクする」というところでお話ししてますが、
「ワクワクしませんか?」って言われると僕自身は別にワクワクしなくても良いかなって
思うようなタイプなんです。笑
別にそれが悪いわけではないし、「ワクワク」という言葉が響く人と響かない人は
同じくらいの割合でいるように思うんですよ。
でもなぜか世の中は「ワクワク推し」が多いですよね。
そうなってくると、みんなが「ワクワク推し」だからそっちで戦うの厳しいんじゃないかなと思うんです。
もう既に商品サービスがあって実績や経験がある人も、
「(自分の商品で)ワクワクしませんか?」って言っていることがあって、
そうなるとワクワクが響かない人もいるのでワクワク推しで行くのはキツくなってくるんですよね。
ということは、同じくらいいる「ワクワク」という言葉が響かない層の人たちに向けて、
「ワクワクするってキツくないですか? でもそれみんな思っているんですよ。
逆に、ワクワクしない方が集客や売り上げって伸びるんですが、
そういう話ができるコミュニティがあるんですが、話聞いてみませんか?」みたいに言うと
そっちの方向が響く人もいるんです。
話をしてみると、ワクワク推しが嫌で共感を得られることも結構あると思うんですよね。
ワクワク推しじゃない方向性で発信している人ってすごく少ないので、
「自分もワクワクとかうるせぇって思っていましたが大っぴらには言えないので
もしそう言うのが言いやすいコミュニティがあったら入ってみたいです」
みたいになっていく人って結構いると思います。
「これ言ったらまずい」みたいな常識に縛られてしまっている人って本当に多いんですよ。
だからその逆を提案すると、
「齋藤さんにそういう風に言ってもらって良かったです。
実は自分もずっとそう思ってたんです。これで売り出せるんだったら、自分もずっとやりたいと思っていたのでやりたいです」
みたいな感じの着地にまとまることが多いですね。
業界の常識やトレンドだったりするところから外れたり逆のところで
その人自身の強みとかリソースをうまく活かせる企画に落とし込めないかなというところを一番考えることが多いです。
満足できていない状態の時って、
「こうすればうまく行く」という常識とかトレンドに違和感やズレを感じていることが多いので、
その違和感やズレは多分正しくて、それならその違和感やズレをなかったことにするんじゃなくて
それを活かして企画に落とし込めないかを一緒に考えませんか、ということをはじめの一歩として提案するような感じです。
ワクワクしない方が売上が上がる!?
スタッフ:ワクワクしなくても売上は上げられるとは思いますが、
先ほどおっしゃっていた「ワクワクしない方が売上が上がる」というのはどういうことでしょうか?
齋藤:実は、ワクワクしている状態って、いろいろと細かい部分が見えていないことが多いんですよね。
例えば、「〇〇さんのセミナーに出てやる気が出てきた。日本を良くしたい!だからみんな頑張りましょう!」
みたいにワクワクした状態で投稿すると、読み手からするとロジックや根拠がないのに
そんな話をされても、みたいな感じになることもあるんですよ。
ワクワクすることを否定したりするものではないし、それが悪いわけではないんですが、
ワクワクしがちな人ってロジックや根拠が抜け落ちてしまう人が多くて。
ワクワクしているっていう自分の気持ちを相手に伝えたらうまくいくみたいな状態に
陥ってしまっていることがあるんですよね。
だからそこでちゃんと相手が納得するようなロジックや根拠がないとうまくいかないんです。
ワクワクしている人はそこを見落としがちなので、ワクワクしない方うが色々うまくいきやすいんですよね。
もしくは、そもそもワクワクしている状態が当たり前な人は、「ワクワクしてる」って敢えて言ったりはしないわけですよ。
であれば、瞬間的にワクワクするんじゃなくて、
継続的にワクワクするような方法論やステップを学んでそれを毎日実践することで
継続的なワクワクするような基準を上げていった方がビジネスってうまくいきやすいんですよね。
継続的なワクワクのが当たり前の状態にした方が仕事のパフォーマンスが上がることもありますから。
スタッフ:なるほど。確かにそうですね。
物事には必ず「メリット」があれば「デメリット」も存在する
齋藤:今僕が話したようなことを考える基準としては、物事ってメリットとデメリットという両方の側面があると思うんですよね。
ただ世の中ってメリットの部分しか言語化して語られていないことが多いように思います。
じゃあデメリットの部分は何だ?と言うと、例えばさっきの話だったら「ワクワクする」ことのデメリットがありましたよね。
さっきお話しした以外でも、ワクワクすることのデメリットってきっといくつかあると思うんです。
そうやってデメリットを上げていくと相手は
「ワクワクするってすごい良い状態だっと持っていましたが、
そういえばワクワクしてなんか要らないものを買ってしまった記憶があります」
みたいなのが出てくるんですよ。わりと皆さん。
そこで、ワクワクのデメリットに関するエピソードが出てくると思いますが、
そう言う状態を意図的に作り上げた上で、
「瞬間的なワクワクじゃなくて継続的なワクワクを手に入れる方法を知りたくないですか?」って言うと
知りたいなって思ったりもっと興味を持ってもらえたりすると思うんです。
よく言われているメリットだけじゃなく、デメリットを入り口にして企画に落とし込むことをはできないか、みたいに考えることが多いです。
コロナみたいなことだと、逆にデメリットの部分が注目されがちですよね。
でも、オンライン化が進んだっていう大きなメリットもありましたからね。
こういったことは自分ではなかなか気づきにくい部分だったりするので、
「コロナで売上が激減したんです…」っていう状態の人でも
「でも何かメリットがあったんじゃないですか?」と質問を繰り返していくとだんだんわかってきて
「そう言えばそれはメリットかも」みたいに気付けることが多いかな。
そこから面白い企画ができることも結構あるんですよ。
スタッフ:そうなんですね!メリットやデメリットのどちらかに偏るんじゃなくて、
両方フラットに考えられるようにするのが良いんですね。ありがとうございました!
おわりに
瞬間的な「ワクワク」を追い求めると、かえってうまくいかないことがあるというのが衝撃でしたね。
ワクワクすることのデメリットのあたりは、ハッとする人も多かったのではないでしょうか。
こういったことを知ると、物事の考え方が変わってきますね。
次回4回目は「ビジネスで唯一無二の成功法則」についてお届けしますので、お楽しみに!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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