こんにちは。
ビジネスデザイナーの齋藤です。
「起業してからビジネスが安定するまでの平均3年かかる」
「年商1億円を突破するには、このビジネスモデルを導入する必要がある」
ビジネスシーンでは、様々な基準や例え話を用いて一つの事象をよく説明します。
全く知りえない業界の話を聞く時、このような基準や例え話があると、理解を深めるのに大いに役立ちますが・・・。
時に、様々な基準や例え話が、望む成果を出すための弊害となる場合があることをご存知ですか?
どういうことかと言いますと・・・。
このような基準や例え話では、「〇〇をすると、××になる」という、原因と結果の因果関係を元に語られることが多いのですが・・・。
現実では、原因と結果の因果関係が約束されるケースは非常に少ないからです。
つまり、「〇〇をしても、××にならない」ケースが沢山あるということ。
例えば、世の中では、ビジネスパートナーを選ぶ際、いまだに経験や実績に重きを置いて候補者を選択している経営者が少なくありません。
しかし、実際に仕事を依頼してみると・・・。
「これは思ったよりもコストがかかるのが常識だからこっちにした方が良い」
「あれは昔やって結果が出なかったからやめた方が良い」
一般常識や失敗談を語るばかりで、成果に結び付くアドバイスが得られなかった。
こんな話もよく聞きます。
「かけた時間の分だけ、成果が出る確率は上がる」
「経験や実績をたくさん積んでいる方が、ビジネスでは有利」
つまり、このような原因と結果の因果関係は容易に崩壊してしまうことが分かります。
しかし、原因と結果の因果関係が成り立たないという事実にはメリットもあります。
同時に、こうも言い換えることができるからです。
「経験や実績に関係なく、方法次第で望む成果は誰でも出すことができる」と。
皆さんが考えているほど、望んだ成果を手にするのはそう難しくないかもしれません。
それでは、また投稿しますね。