“やさしい人”が集客できない理由

こんにちは、未来デザイン企画事務局スタッフです。

 

ビジネスに限らず、「自分だったらこう考える」は全ての思考の起点になっていると思います。

 

普段から自分の気持ちをもとに相手の気持ちを推し量ることに慣れていると、つい「自分なら」という考え方をしてしまいがちです。

 

ですがその考え方、ビジネスでは逆に落とし穴になっているかもしれません。

 

■こんなことを書いています

・自分の気持ちをもとに考える人の特徴

・なぜ”自分なら”は通じないのか

・集客につなげるために

・おわりに

 

この記事は、ビジネスプランナー養成講座を受講して、実際に行動しながら私自身が得た気付きをもとに書いています。

 

売上以前に、集客がうまくいかないという方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね^^

 

※以降、ビジネスプランナー養成講座のことは単に「講座」と呼んでいます。

 

自分の気持ちをもとに考える人の特徴

相手の気持ちは考えてもわからないものです。

 

ということもあり、私達は普段、人の気持ちというよりは、自分の気持ちを考えることの方が多いです。

 

 

これは自分調べですが(笑)

 

一般的に、「優しい人」と言われる人は、特に「自分ならこう思う」をもとに相手の気持ちを推し量っています。

 

自分ならこう思う、だから相手も喜ぶだろう、嫌がるだろう、という考え方ですね。

 

私自身は、どちらかというと「感じる」よりは「考える」タイプの人間で、論理的、ロジカルな人間の枠に入ると思います。

 

中には「感じる」タイプの方もいらっしゃると思いますが、どちらでも同じです。

 

 

「自分ならこう思う」という気持ちから相手の立場を推測して物事を判断する方法は、人とコミュニケーションをとるうえでは大切な考え方だし、大切な感じ方ではないかと思います。

 

 

しかし、普段からこの考え方に慣れていると、実はビジネスにおいてちょっとした落とし穴に陥りがちだな、と最近気付きました。

 

なぜ”自分なら”は通じないのか

なぜ「自分ならこう考える」はビジネスにおいて通じないのでしょうか?

 

この問題は、私がよく齋藤さんから注意を受けている「ベクトルをお客さんに向ける」に関わってくることです。

 

「自分ならこう考える」をもとに、お客さんが欲しい物、欲しい言葉を考えていると、それは結局「自分が欲しい物」「自分が欲しい言葉」になっています。

 

 

集客につながるコピーを考えるとき、お客さんはどう考えるのか、どう感じるのかを想像しながら書く必要があります。

 

でもそこが、結局は「自分はどう考えるか」「自分はどう感じるのか」になってしまっているということですね。

 

 

私がよくやってしまう間違いの中から、わかりやすい例を挙げてみます。

 

私は普段、根本的な解決策が好きで本質的部分を変えることに重点を置いています。

 

ですが、自分の本質的な部分を変えるのにはどうしても時間がかかってしまうため、一般的にはもっと簡単な方法が好まれます。

 

例としては次のような感じです。

 

時間がかかるコピー:自分の根本的なあり方を変える方法

スピード感のあるコピー:明日からできる売上アップの方法

 

どちらの方法も、お客さんの売上に貢献できる方法であることが前提ではありますが、一般的には上の時間がかかる方法よりは下の「今すぐ」感のある方法の方が反応は高くなります。

 

集客につなげるために

齋藤さんが講座でよく話されているのは、

 

「私(齋藤さん)も本質的な解決を望むタイプなので、かつてはお客さんの根本的な変化や本質的な解決を推すコピーを使っていました」

 

「しかし、それだと本当に全然反応がありませんでした(苦笑)」

 

私が書いたコピーに関しても、この点はいつも齋藤さんから修正指導をいただきます(笑)

 

「柴田さん、それ大事なことなんですけど、伝わらないですよ」

 

と。

 

 

今回の記事では、私が本質的な解決を好むタイプだったので、お客さんの気持ちを考える上では「今すぐ」「明日から」「簡単に」などのキーワードの重要性を書かせていただきました。

 

でも、ここで書いた事例だけでなく、集客をしたいと思ったときにお客さんの気持ちを考える、ベクトルをお客さんに向けるというのは、簡単なことのようでとても奥が深いスキルだと思っています。

 

簡単かんたんと思っていて、実のところやっているのは「自分だったらこう思う」という見解でしかなかったりします。

 

自分が書いたコピーの反応を伺うためには、実際にお客さんに見てもらう、聞いてもらうなど、第三者の意見を活用するのが早道です。

 

自分一人で悩むと時間がかかりすぎることがあるので注意が必要ですよ^^

 

おわりに

最後に、簡単にまとめておわりたいと思います。

 

 

・普段から「自分だったら嬉しい」「自分だったら嫌だ」をもとに相手の気持ちを推し量ることに慣れている人は、集客のコピーではお客さん起点の考え方にアプローチを変える必要がある

・お客さんの立場で物事を考えることは、簡単なようで難しい、奥の深いスキル

 

 

参考にしていただければ嬉しいです。

 

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

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