「地味なおもしろさ」をお金に換える

「地味なおもしろさ」をお金に換える

こんにちは。

ビジネスデザイナーの齋藤です。

 

先日、企画の一端に携わっている、オンラインサロンで対談動画を撮影しました。

相手は、売上、成果共に過去最高を常に更新し続ける、尊敬するスーバービジネスマン。

(治療家の方です)

ビジネスパーソン向けのオンラインサロンなのですが・・・。

 

話をした内容と言えば、「どうしたらおもしろい人になれるか?」みたいな話が大半。

もしかしたら、サロンメンバーの何人かからは、クレームが出るかもしれません笑

 

しかし、得てして、おもしろい人には自然とお金が集まってくるのも事実。

そして、ネットの発達によって、「おもしろい」をお金に換える生き方も・・・。

十分可能なのが、現代社会です。

 

ここで重要なのは、巷を賑わすyoutuberやお笑い芸人みたいに・・・。

「派手なおもしろさ」ばかりが「おもしろさ」ではないという事です。

 

相手の常識や考え方、価値観を「地味に変えるおもしろさ」も確かに存在する。

そして、「地味なおもしろさ」をお金に換える事は、誰にでもできる。

 

例えば、一時期、毎月開催していたセミナーや勉強会。

 

そういう「地味なおもしろさ」を持つ人たちを輝かせたい。

そんな意図から、そもそもはスタートしました。

 

事の発端は、プロモーションの一端を担当させていただいた・・・。

ある会社から、企画部のメンバーに営業手法を教えてあげて欲しい。

そんな相談からでした。

 

部をまとめている方に、話を聞いてみると・・・。

どうやら他社との競合プレゼンやクライアントへの提案になると、仕事が獲れないと。

 

問い合わせいたいだいた方や、相手から要望があった場合は仕事が獲れる。

でも、こちらから提案するような営業だとめっきりダメとの事。

 

で、部下の方3名にも話を聞いてみると、みんな営業に苦手意識がある。

でも、話を聞いてみると、コミュニケーションが苦手という訳でもない。

逆に、みんな「地味におもしろい」。

 

クラスに1〜2人いる、見た目は地味だけど、すごい雑学に詳しい人みたいな笑

「ガハハっ」という笑いではないけど、話の中に「クスっ」という小ネタを・・・。

随所に盛り込んでくる。

 

「そんな感じで営業すれば良いんじゃないですか?」

「えっ〜、どうやってですか?」

 

みたいな話の流れで出来上がったのが、今、開催している勉強会です。

彼ら彼女らの「地味なおもしろさ」を最大限に生かすべく・・・。

営業におけるコミュニケーションの定義を変えるためのカリキュラムを作ったのです。

 

ちなみに、先に書いた企画部のメンバーたち。

現在は、メンバー全員が進んで営業先に出向き、案件を獲得するまでに成長。

 

今までは、自ら営業に行くとなると、明らかにテンションが下がっていたのが・・・。

嬉々としてプレゼン資料を創るまでになったと。

 

そして、プレゼン資料の内容も、割と規格外。

つまり、他社が推奨している、常識や当たり前からは外れた内容。

嫌でも、目を引きます。

 

過去に僕の勉強会のワークやディスカッションに参加していただいた方は・・・。

分かると思うのですが、別に強引に売り込んでいるわけじゃない。

 

でも、相手の常識や考え方、価値観をサラッと変える事はできる。

結果的に、相手はその人のアイデアや提案に興味・関心を持つ。

そして、一回一緒に仕事をしてみたいなと思う。

ごく自然な流れで、そんな風に思わせる事のできる、そんな営業もあるんです。

 

そして、一般の営業に慣れきった人にとっては、これはすごく新鮮。

一般常識から考えると、奇異に映るかもしれませんが・・・。

「おもしろい」からお金を払うという流れは、決して珍しい話ではありません。

 

そして、この考え方は、個人事業主や零細企業だけでなく・・・。

それなりに名の知れた大企業にも有効です。

 

むしろ、それなりに名の知れた大企業ほど・・・。

こういう新しいアイデアや提案を待ち望んでいる気がします。

 

騙されたと思って、今回のような考え方で営業に取り組んでみると・・・。

意外な結果が待っているかもしれません笑