カセットテープを買うという行為から、集客やリピートを考える

カセットテープを買うという行為から、集客やリピートを考える

こんにちは。

ビジネスデザイナーの齋藤です。

 

煮詰まっています・・・。

プロモーション予定の商品をバシッと売り出すアイデアがなかなか言語化できない。

しかも、「品の良さ」と「意外性」を両立させてくれという中々の無理難題。

 

こんな風に煮詰まった時、皆さんはどうしますか?

・書籍を読む、ネットで調べる

・パートナーや上司にアドバイスを求める

・シャワーを浴びたり、寝たり、・・・休憩して頭をスッキリさせる

まぁ、選択肢としては、こんな所でしょうか。

 

僕の場合、煮詰まった時に行く店が何軒かあります。

それは、アイデアが降りてくる瞬間を助けてくれる場所。

 

ここまで書いていて、ふと思い出したのですが・・・。

前回の勉強会では、集客とリピートに関する悩みが多かったように思います。

集客とリピートは、ビジネスを継続する上での、大事な大事な生命線。

解決する方法は、たくさん持っていた方が良いですよね。

 

その際、解決方法の候補として、ご検討いただきたいのが、ご自身の感動体験。

・映画や音楽を見聞きして・・・

・お店での食事や宿泊したホテルでのサービス・・・

・他人からのちょっとした気遣いやおもてなし・・・

これらの感動体験に一手間を加えるだけで・・・。

立派な集客施策、リピート施策になったりします。

 

例えば、僕が仕事で煮詰まった時によく行く店に・・・。

恵比寿のカセットテープ専門店「ワルツ」があります。

この店、カセットテープが店中にわーっと並んでいます。

(カセット以外にも、ラジカセ、レコードやVHS、古本などもアリ)

 

音楽好きな人からすると、言葉にできない感動があるわけです。

ある種の魔法の国、ディズニーランドよりもこっちの方が良い!みたいな笑

 

海外のオークションサイトの方が安い。

パンクやノイズなど特定のジャンルの品揃えはあまり良くない。

まぁ、正直言うと、こういうデメリットもあるのですが・・・。

カセットテープを買うという行為が、一つの感動体験として成り立っているわけです。

 

・・・っと話が長くなりましたが、伝えたかった事は・・・。

「相手を感動させるという観点からビジネスを組み立て直すと、新しい景色が広がる」という事です。

書籍で成功事例を調べたり、セミナーで学んだテンプレを当てはめるだけでは・・・。

なかなか感動させるという所までは、持ってはいけません。

 

じゃあ、どの部分にアナログな一手間を加えるか?

それが、ビジネスオーナーやマーケターの腕の見せ所ですね笑

 

自分が手掛けるコンサルティングやプロモーション、勉強会で表現したいのは・・・。

一種の感動体験です。

 

・売上や成果には繋がったけど、エンターテイメントとしてはイマイチ・・・

・売上や成果には繋がらなかったけど、エンターテイメントとしてマァマァ。

正直、このどちらかがほとんどで、売上も成果もエンターテイメントもバッチリ!

 

こんな風に、うまくバランスを取るのは非常に難しい。

ただ、それだけに取り組みがいのある仕事だなと。

 

ちなみに、恵比寿のカセットテープ専門店「ワルツ」はこちら。

一度行ったら人に話したくなる魔力があります。

↓↓↓

https://waltz-store.co.jp/#map

 

本題からは多少脱線しますが、カセットテープという商品で経営が成り立つなら・・・。

どんな商品でも成功するチャンスがあるのでは?と思わせてくれる店でもあります。

 

webの発達により、買い物はどんどんデジタル化が進んでいますが・・・。

店舗ビジネスが、アナログな感動体験の最高峰である事はまだまだ安定かなと。

アイデアの断片を見つけるにも、最適な場所である事は変わりありません。

 

そして、お約束の戦利品。

(添付写真)

仕事、がんばります笑