その「口癖」は、どんな目的のために使われているのか?

その「口癖」は、どんな目的のために使われているのか?

こんにちは。

ビジネスデザイナーの齋藤です。

 

「〇〇さんは本質的な考え方をしますね」

「そういう本質的な意見は、今まで考えた事がありませんでした」

 

話をしている相手から、こんな風に言われたらどう思うでしょうか。

 

・(自分の事をほめてくれてるのかな?)

・(相手に新しい気づきを与えられたかもしれない・・・!)

 

こんな風に思う方が多いかもしれません。

 

ただ、もしかしたら、相手は「何も考えず」に・・・。

「本質的」という言葉を、使っているだけかもしれません。

 

・理解できない言葉に対して、意見を求められた時。

・興味・関心がない事に対して、意見を求められた時。

・すぐには結論を出せない事に対して、意見を求められた時。

 

こんな時、人は普段自分が「使い慣れた言葉」、口癖を反射的に言葉にします。

 

例えば、ヒアリングやコンサルティングの際、相手の口癖は・・・。

「ボトルネック」や「商品のウリ」を見つけるための糸口として考える事があります。

 

しかし、上記で記載したように、口癖が出る状態を考慮して情報をまとめないと・・・。

成果に全く繋がらない仮説を立ててしまう場合があるのです笑

 

相手が口にしている言葉は、ただの口癖なのか?

それとも、明確な意図や目的があって使っているのか?

 

考慮した上でコミュニケーションが取れると、投げ掛ける質問も変わってくるかなと。

 

ちなみに、ここでお伝えした事は、相手だけでなく、もちろん自分にも当てはまります。

 

売上や成果など、何かしら達成したい目的を実現できていない場合・・・。

何かを避けるための口癖を言い続けている場合が多い。

 

その口癖は、自分が実現したい目的のために使っているのか?

(ビジョンやミッションなどですね)

 

それとも、何かを避けるために使っているのか?

(愚痴や言い訳などですね)

 

さてさて、みなさんの口癖は一体どちらでしょうか?