コピーを書かないコピーライターの実態

【コピーを書かないコピーライターの実態】

こんにちは。

ビジネスデザイナーの齋藤です。

 

ビジネスに関わる上で・・・。

皆さんはどの工程から関わっているでしょうか?

(もしくはこれから関わろうとしているでしょうか)

 

例えば、一般的にビジネスの構造を以下の3工程に分類できます。

(工程の呼び方は色々ありますが、僕なりの考えで例を挙げて説明しますね^^)

 

■工程1:企画

→ビジネスの大枠を形作る。

例えば、どんな目的で、どんな商品を、どれぐらいの期間で、どんな役割分担で・・・。

どれぐらいの売上や成果を見込んで作るのか。

 

■工程2:設計

→上記の企画に基づいて、マーケティング、集客、セールスの流れを設計する。

どんなツールや方法を用いるかも選定する。

 

■工程3:構築

→上記の設計に基づいてツールや方法を形にする、もしくは運用する。

LPやパンフレットやweb広告など。

 

・・・・

 

セールスコピーライターとしての仕事で、一番イメージしやすいのは・・・。

工程3かもしれません。

 

しかし、工程3はビジネスの構造としては、一番最下部。

急な企画変更や、設計のミスをカバーする、何かとしわ寄せが多い構造でもあります笑

(最下部だから、重要じゃないと言いたいわけではないので、悪しからず)

 

もちろん、どの工程も大切な事に変わりはないのですが・・・。

やはり上位工程の仕事から関われるのが、ビジネスパーソンとして理想です。

 

そして、コピーを書かないコピーライターというのは・・・。

工程1から関われるライターの事を意味します。

 

企画の言語化・可視化を、クライアントと進めていき・・・。

設計や実務は、他のメンバーに任せるというポジションですね。

 

前置きが長くなりましたが、何を言いたいかと言うと・・・。

仕事を引き受ける際、工程1から関われないか?という視点を常に持とう!という事。

 

これはコピーライター以外のビジネスオーナーも同じだと思いますが・・・。

工程1から関わる事ができると、お金や時間という面で、一番メリットを受領できます。

 

しかし、残念ながら、コピーライターとして活動している方の多くは・・・。

工程3からしか関わる事ができないと思い込んでいる方が、非常に多いのです。

 

工程3からしか関わる事ができないと、受領できるメリットの限界値はとても早い。

 

つまり、コピーライターとしての頭打ちが早く・・・。

コピーライターという仕事に見切りを付けるのも早い笑

 

しかし、工程1から関わる事なく、コピーライターの仕事を辞めてしまうのは・・・。

あまりにもったいないです。

 

まだ工程1から関わるという事にイメージできない方も多いかもしれませんが・・・。

知識や経験がない段階から、工程1から関わるという姿勢が何よりも大事。

 

なぜなら、受け取る情報や学ぶべき事が、ライティングテクニックではなくなるから。

ぜひ、視点を上げて、共に上流工程から関わっていきましょう。

 

ビルゲイツも、スティーブジョブズも、孫正義さんも・・・。

お金や実績がない時代から、大きなビジョンを掲げていました。

 

我々も、一人のコピーライターとして、ビジネスオーナーとして・・・。

人知れず、大きなビジョンを掲げようではありませんか笑

 

掲げるのは自由、そして、掲げた先には美しい景色への道が広がっています。