こんにちは。
ビジネスデザイナーの齋藤です。
今回お伝えしたいのは、たまたま先日クライアントとの打ち合わせで話題に挙がったテーマ。
コピーライティングで成果を出すための、最も大事な作業についてです。
LP、webサイト、メルマガ、チラシ、パンフレット・・・。
まぁ、コピーライティングを用いた、メインの集客ツールはこんな所でしょうか。
これらを作成する際、リサーチやヒアリングを重ねて・・・。
クライアントとエンドユーザーが満足するモノを作っていく。
これが、コピーライティングの一般的な仕事の流れになる訳です。
しかし、リサーチやヒアリングを重ねて、「商品の良さ」を伝えきるだけでは・・・。
なかなか売上や成果に繋がる集客ツールを作る事はできません。
素晴らしい商品が飽和する現代社会。
「商品の良さ」を伝えきるだけでは・・・。
なかなか商品は売れません笑
それでは、何が必要なのか?
「商品の良さ」に加え、今までとは違う「新しい価値観」を伝える必要があります。
エンドユーザーの以下のような強い思い込みを変えるような、価値観ですね。
・勘違い、思い込み、認識のズレ・・・
・知識、経験、実績の呪縛・・・
・環境、メディア、教育による洗脳・・・
それでは、「新しい価値観」を伝えるには、どんな流れがベストなのか?
ざっと大雑把にまとめると下記のような感じかなと。
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・ステップ1
「既存の価値観」の問題点を語り、ライバル商品をそっと排除する
・ステップ2
「既存の価値観」から「新しい価値観」に変える必要性や不利益性をこじつける
・ステップ3
「新しい価値観」の可能性を語り、自社商品をそっと差し出す
この3ステップから成り立ちます。
例えば、アップルの商品なんか分かりやすいですね。
アップルのマック(PC)を例に語ると・・・。
・「既存の価値観」の問題点を語り、ライバル商品をそっと排除する
→既存のPCは重くてダサくて高い、使ってて違和感ないですか?
・「既存の価値観」から「新しい価値観」に変える必要性や不利益性をこじつける
→クリエイティブな仕事をする人は、〇〇な理由で、こんなPCの方が良いですよね?
・「新しい価値観」の可能性を語り、「自社商品」をそっと差し出す
→このPCなら、軽いイケてる安い、買って僕たちの仲間になりませんか?
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アップル商品然り。
スイカやパスモ然り。
AmazonやNetflix然り。
世間のインフラとして、日常に溶け込んでいる商品や・・・。
歴史に名を残すようなヒット商品は、例外なくこの流れでプロモーションされています。
そして、意外に思われるかもしれませんが、現場で必要とされているのは・・・。
「既存の価値観」から「新しい価値観」に変える必要性や不利益性をこじつける力。
社長や起業家と呼ばれる、イケてるスーパービジネスパーソンは・・・。
ステップ1、ステップ3は自然と感覚的にできちゃう場合が多いです。
アップルのマックを例に取ると、重くてダサくて高いPCではなく・・・。
軽くてイケてる安いPCが売れそうなのは感覚的に分かる。
でも、どんなストーリーで、どんな必要性や、不利益性を語れば売れそうだろうか。
この部分で、頭を悩ませる訳です。
(視点、視野、視座が高すぎて、エンドユーザーの感覚が分からない人が多いため)
もう言わなくても分かりますね。
そこで、クライアントとエンドユーザーの通訳、セールスコピーライターの登場です笑
商品の良さを伝えきるだけでは、なかなか売れない時代に突入しています。
そこで、必要とされるのが「こじつけ力」。
「既存のモノの見方」と「新しいモノの見方」を橋渡しする力です。
ぜひ、継続的なプロモーションで成果が出なくなってきた場合・・・。
明らかに売れない商品のセールスをがんばってしなければいけない場合・・・。
今回お伝えしたような流れで、コピーライティングに取り組んでみてください。
きっと、現実を変える足掛かりが掴めるはずです。