「考えてる事」と「言ってる事」と「やってる事」のズレ

「考えてる事」と「言ってる事」と「やってる事」のズレ

こんにちは。

ビジネスデザイナーの齋藤です。

 

・・・〆切に何とか間に合いました。

 

なんの事かと言うと、現在、ある企業の広告ディレクターと組んで・・・。

ビジネス向けの企画やコンテンツの創り方が学べる研修の概要を練っています。

(研修自体は4月からスタート予定、まだ提案段階なのでコケる可能性あり笑)

 

内容を考えるのは楽しいんですが、普段の実務との兼ね合いが思った以上に大変。

「考えてる事」と「言ってる事」と「やってる事」がズレている時がよくあります。

 

例えば、企画研修(仮)の内容を考えている時は、「水平思考」をする事が多い。

※常識や当たり前に捉われず、フラットに物事を考えましょう的な考え方です。

↓↓↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E5%B9%B3%E6%80%9D%E8%80%83

 

でも、日常の仕事の多くでは、「水平思考」だけでなく「垂直思考」も必要になる。

※普段よく使う、「1+1=2」のような論理的な積み上げでの思考の事です

 

で、企画業務と実業務が入り乱れてくると、チグハグなアウトプットが出てくると笑

 

企画の仕事をやってる時、実務の頭で考えていると・・・。

「齋藤さん、この企画、普通過ぎてつまんないし、これもう他の人やってるよ」

と言われる。

 

実務の仕事をやってる時、企画の頭で考えていると・・・。

「齋藤さん、このLP、論理が飛躍し過ぎてて、ほとんどの人が分かんないと思う」

と言われる。

 

同時に二つの相反する考えを持ちつつ、さらにその両方を機能させ続ける事。

これがいかに難しいか、忙しくなってくると痛いほどよく分かります笑

 

でも、これって、企画と実務という文脈だけでなく・・・。

ビジネスをしていると、誰にでも経験がある事なのかもしれません。

 

「〇〇さんの商品、□□がすごいですよ、この部分を切り出してリスト集めましょう」

「え〜、□□なんて誰でもやってますよ、これで本当に売れますかね・・・」

 

例えば、クライアントにヒアリングをする時、一体何回このようなやり取りをしたか。

クライアントは、こちらがすごいと思う部分を当たり前過ぎて、すごいと思ってない。

 

だから、売れると思ってない、そして、これが顧客とのズレに繋がり、売れない。

「考えてる事」と「言ってる事」と「やってる事」。

 

これがクライアントと顧客でズレていると、なかなか商品が広まらないし、売れない。

そのズレを修正して、クライアントも、お客様も、社会をも喜ばせるのが・・・。

 

僕たちマーケターやコピーライターと呼ばれる人達の仕事なのかなと。

 

成功している人ほど、コンサルタントや専門家を雇っているのも・・・。

この認識のズレを修正して、フラットに物事を考えるため。

 

お金と時間はあるのに、自分のビジネスに違和感がある。

お金と時間はないのに、自分のビジネスが売れない。

 

これらに該当するビジネスオーナーは・・・。

この点、見直してみると新たな打開策が見つかるはず。

 

僕もこれからディレクターとの打ち合わせで、ズレを修正されてきます笑