こんにちは。
ビジネスデザイナーの齋藤です。
話の要点や問題点を言語化して相手に分かりやすく伝えるコツ。
これはビジネスにおいて、非常にパワフルなスキルと言えるかもしれません。
相手以上に、相手が問題だと考えている点を言語化する事ができれば・・・。
「そうそうそう、それが言いたかったんだよ!」と一気に信頼を獲得できます。
また、商品・サービス設計を始め、集客やセールスなど・・・。
ビジネスにおいて欠かす事のできない戦略や戦術を組み立てる際にも重宝します。
「言語化力=ビジネス戦闘力」と言っても過言ではないかと笑
それでは、どうやったら、この言語化力を鍛える事ができるのか?
書籍を読む、文章を書く、人の話を聞く。
色々と方法はあると思いますが・・・。
個人的にオススメなのは、“特殊知識について、一般知識に置き換えて語る事”かと。
「まぁた、難しい言葉を使って・・・!」と思った方、いるかもしれませんので笑
まずは言葉の前提をお伝えすると・・・。
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一般知識・・・誰もが知っているような、見聞きした事があるような知識、
特殊知識・・・専門家しか知らないような、業界内でしか通用しないような知識、
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こんな感じです。
それでは、“特殊知識について、一般知識を用いて語る”とはどういう事なのか?
例えば、マーケティングの話をする時。
マーケティングの話は、正直、ビジネスの構造の中でも、特に語りづらい笑
リスト取りの企画を始めとした教育コンテンツが、集客やセールスばかりなのは・・・。
ビジネスモデルやマーケティングなど、本当に大切な話は伝わりづらいからです笑
(上位構造に行けば、行くほど、簡単には理解できないですから)
じゃあ、どうやって分かりやすく伝えるか?
マーケティングが特殊知識だとすると、一般知識において何を使うのか?
ここが非常にセンスの問われる部分ではありますが・・・。
今回はマーケティングの話を、聖書の話に置き換えて語ってみる事にします。
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■特殊知識:マーケティングをそのまま語ると・・・
マーケティングとは、
ビジネスオーナーが、自分の商品を広めて、売上を作るまでの戦略
■一般知識:マーケティングを聖書のストーリーに置き換えて語ると・・・
マーケティングとは、
イエスが、キリスト教を広めて、信者を増やすまでの戦略
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ね、こんな風に、ちょっとイメージしやすくなったかと。
本当は、もっと語りようがあるのですが、テキストの都合上、一文とさせてください笑
聖書という例えにいきなり、取り組むのはハードルが高いかと思います。
最初に取り組む、一般知識の置き換えとしては、オススメなのは・・・。
漫画です。
ワンピース、スラムダンク、ジョジョ。
最近では、キングダムなんかも読んでいる人が多いですよね。
「これって、ワンピースの〇〇と同じ事ですよね?」
「これは、キングダムの〇〇が言っていた発言と同じ意味です」
今まで、専門知識でしか語る事のできなかった内容も・・・。
こんな風に、一般知識を交えて語る事ができれば、より相手に伝わりやすくなるかと。
置き換える一般知識は、相手に応じて変えてみると、より伝わりやすくなります。
あるフランチャイズ系の学習塾では、共通言語として・・・。
入社時にスラムダンク31冊が、正社員の課題図書としてプレゼントされるそうです。
そして、上司から部下へのアドバイスは、全てスラムダンクを通して行われるという笑
これも、“特殊知識について、一般知識を用いて語る”、立派な事例ですよね。
特殊知識だけでなく、一般知識を交えて、会話ができれば・・・。
見込み客やクライアントと、今までとは違った距離の縮まり方をするはずです笑